サドル選びの旅
先月末の赤羽ポタをしたときに書いていた記事、
アップするタイミングのがしたまま放置してしまっていたので、
備忘もかねてアップします
翌週にひかえた彩湖・秋ヶ瀬ポタに待ち合わせに遅れないよう、
事前に集合場所の赤羽岩淵駅まで自走でどの程度かかるか
これを確認するためのポタリングです
その帰り、行きは都内を通ってきたので、荒サイを通って帰ることにしました
花が咲き乱れてきれいなもんです
千住新橋の下を通ってちょとすぎたあたりに、
妻がおしりの痛さをそろっと言ってきました
前々からちょっと長い距離を走ると痛みがでることは知っていたので、
サドル選びをしないとなーと話してました
今ついているサドルは買ったときについていたもの
女性用とかではなく、初期装備そのまんま
サドル自体が痛みの原因かといわれると違うかもしれませんが、
フィットするサドルであれば、やわらぐのでは?という考えのもと、
先日訪問したフォーチュンバイクに行ってきました
日曜日の夕方ごろ、お客さんはそこまでいない状況だったので、
さっそく店員さんに聞いてみました
すると店長さんから説明いただくことになりまして、
雑誌とかでよくみる人やーとちょっとした有名人をみる感じになってしまいましたw
「正直にいうと、合うサドルを提供することはできないんです。
いや、相当難しいとしかいえません。」
ポジションもみてみないとわからないし、バイク自体のセッティングもみないとなんとも
さらにいうと、今のサドルでそんなに乗ってないのであれば、そのサドルが合ってないとは断言できない
そしてメーカーが提唱しているサドルフィッティングはあてにできない
まずは自転車のセッティングをみてもらうことになりました
サドルが異常に曲がっていないか、前傾していないかなどなど。
こちらはそこまで問題なし
次に今のサドルでどこが痛むのかを確認します
ヒアリングですね、妻から店長さんにいろいろ伝えます
するとここから店長さんの怒涛のサドル論が爆発します
■形状
かまぼこ形は骨盤が動かしやすく、ペダリングに連動して動くことによって
1点で体を支えないので、痛みがでにくい
あとはどかっと座れる幅広タイプや、台形のものなどなど
■各ブランドの特徴
フィジークは長く使えるようにと、固く使っているのでなじみが遅い
逆にセライタリアはほどよいやわらかさがあるため、なじみははやいなどなど
■過去のサドルのこと
昔は相当ダメなものも多かったそう
かっこよさだけで作ったりしたため、そもそも骨格に合わないものも多々あり
現在は人間工学にもとづいて作成することが当たり前になっていますが、
それでも万人に受けるものはできない
結論として!
・サドルはまず3つは失敗することを前提に選んでみよう
・前傾姿勢でハンドルにも荷重できる乗り方を覚えよう
・ペダリングと同時に頭を左右にふりながら、リズムをとる乗り方を覚えよう
1点目について、
科学が発達した現在でも自分の体に合ったものに出会うまでに、どうしても3つは失敗するそう
なので、1つ目は見た目で選んでもいい
ポイントは初期セットされているものは異なる形状のものを選ぶこと
そうすることによって、
初期セットではAという問題でて、1つ目ではBという問題がでて、
A、Bの問題に解決できるであろう別タイプの2つ目を試し、ここでもまたCという問題でて、
3つ目ではそれらを解決するようなものを選びます
ここでもDという問題がでます
最終的にA〜Dの問題でるということは、あなたはこういう骨格・動きをしてる
だから4つ目のサドルでマッチするものがみえてくるということだそうです
まあぶっちゃけていうとトライアンドエラーの結果を、ショップの専門家と一緒に探す
まさにサドル選びの旅
店長さんは言いました
せっかくの機材スポーツ、こういう旅も楽しみましょう〜(・∀・)
※昔は10本以上も試さないとわからなかったそうです。。
2つ目、3つ目は乗り方ですね
サドルにどかっと座ってるとだれでも痛くなっちゃいます
ハンドルにもしっかり荷重する乗り方を覚えようというものです
2.ペダリングをするときに頭と肩を小さく左右に揺らしてリズムをとる
体の中心をしっかり固めた乗り方はしてないですよ、とのことです
体幹を意識して、そこを中心に体を左右に揺らすイメージですね
結局、1時間近くいろいろ教えていただきましたが、
サドル購入は保留、上に書いた乗り方などを試してみて、
そして試しに1つ、今度買ってみることにしました
こんなことばっかりやってると店は儲からないんですけどねw
と笑う店長さんは信用できる人なんだろうなと思いました
他店で購入したバイクでも気軽にみてくれる、こういう店はほんとにありがたいです
今度からいろいろとお世話になろうと思いましたわ
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